腰痛治療ネット　名古屋市近郊の腰痛治療

手術によって症状が改善をした腰部脊柱管狭窄症の女性のおはなし

脊柱管狭窄症による腰痛で他院のリハビリに通っておられる患者様のおはなしです。

これまでの治療経過をうかがうと使える薬はすべて試され、あとはブロックを行うのみといったところです。
そこでペインクリニックでの代表的治療法である硬膜外ブロックを施行させていただきました。しかし数回施行しても、効果はその時だけとおっしゃいます。
ご本人とお話しさせていただき、名古屋市内の総合病院整形外科で手術を受けることになりました。
そして手術後来院いただいた際に「消しゴムで消したように腰痛がなくなった。紹介していただいてよかった。」とおっしゃいました。

しかし、ここで注意していただきたいことがあります。“手術は100%の治療法ではない”ということです。
残念ながら、手術をして結果がよくない場合があります。それどころか、さらに悪くなることさえあるのです。しかもその場合、手術以前より治療に難渋することになります。当然、闘病期間も長期にわたります。
次の実例をご覧ください。

患者さまには治療法はしっかり検討していただきたいと思います。
まずは手術“以外”の治療法を試して、それでもダメなら最終手段として手術をされるという順序をお勧めします。