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脚を持ち上げると痛みが現れる坐骨神経痛の60代男性のおはなし

名古屋市内で商店を経営されている60代男性のおはなしです。

若い頃から腰痛があり、最近ではお尻のほうにも電気が走るような痛みがあるために、当病院に来院されました。
お話を伺うと、仰向けに寝転んで脚を持ち上げていくときにお尻から脚にかけて電気が走るような痛みを感じる、とおっしゃいます。
坐骨神経痛は腰に原因があることが多いので、腰レントゲンを撮影させていただきました。
加えて名古屋市内の病院で撮影し持参された、レントゲン・MRI・３DCT検査の結果『腰椎すべり症』と診断しました。

すでに他の医療機関で検査をされている場合は持参していただけると助かります。
腰痛治療はレントゲン・MRI・３DCTなど必須の検査が多く、高額の負担をしていただくことになります。そのため他の医療機関ですでに検査を行っている場合は、持参されることをお勧めいたします。

お尻から太モモにかけて電気が走るような痛みを感じることは座骨神経痛によくある症状です。
この方はすべり症により神経が障害されて、その結果お尻に痛みが走ったため『坐骨神経痛』になったと考えられます。

この方には腰部硬膜外ブロックをさせていただきました。