細胞体と樹状突起が中枢神経系内に存在し、軸索は末梢神経となって伸びて、錐外筋線維とシナプスを形成するニューロンのこと。
唐辛子の辛味をもたらす主成分。痛み刺激の伝達が抑制され痛みを感じにくくなることが知られている。
肩や膝といった関節に注射をすることおおくは関節液の成分であるヒアルロン酸を注入することが多い。
ある部位の痛みを異なる部位の痛みと脳が勘違いをすることによって発生する痛みのこと。人体に存在する神経は、枝分かれをして各所に伝わっているため、脳は同じ神経束を源とする場合や、隣接する神経束の信号伝達を痛みが発生している場所と勘違いをする場合があるために起こる。
生命(人生)を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、 心理・社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと処置を行うことによって、 苦しみを予防したり和らげることで、QOL(人生の質、生活の質)を改善するアプローチである。
受容体に結合はするが,生体物質と異なり生体反応を起こさず、またその結合によって本来結合すべき生体内物質と受容体の結合を阻害し,生体応答反応を起こさない薬物。アンタゴニストの場合には受容体と結合してもその立体配座の変化をひき起こさないかあるいは立体配座の変化が大きすぎて化学伝達物質とは反応できなくなる.医薬品として重要なものが多い。
本物の薬と同様の外見、味、重さをしているが、有効成分は入っていない偽物の薬。医薬品の有効性は二重盲検対照試験で、有効成分を含む実薬群と有効成分を含まないプラセボ群の効果の差から判断するのが良いとされている。成分としては、少量ではヒトに対してほとんど薬理的影響のないブドウ糖や乳糖が使われる事が多い。Placeboはラテン語で、「私は喜ばせる」の意。
腕から手にいく神経や神経が前斜角筋と中前斜角筋の間を通る時、あるいは鎖骨付近で小胸筋の下を通る時に圧迫され、肩や腕のだるさやコリとなって症状が表れるもの。
交感神経のうち胸部に位置する神経を局所麻酔薬で注射することで、上肢や上半身の血流を多くすること多汗症などの治療に用いられる。
侵襲性の低い手術や簡単な救急処置、手術の際の全身麻酔と併用した鎮痛目的などで用いられる薬剤で、意識消失を伴わない麻酔である。
体の筋肉に時に激しい疼痛を生じる病気である。この病気が発生する可能性がある筋肉は全身の筋肉である。
アルコールや麻薬,アモバルビタール等の睡眠剤などを習慣的に常用して,薬物に依存せざるをえないような中毒に陥ったとき,これらの薬物を中止すると非常に強い精神症状,身体症状が現れること。
精神的・身体的ストレスや筋肉の緊張などが複雑に絡み合って引き起こされる頭痛。主に後頭部におこることが多い。
青年〜中年男性に多いとされる慢性頭痛の一種で、目の奥がかきむしられるような痛みを感じる。あるとき頭痛が起こると一定期間何度も繰り返すことが多く、そのごは何事もなかったように発作が起こらなくなる。通常このサイクルを数年おきに何度か繰り返すことが多い。原因はいまだ不明である。
アヘンに含まれるアルカロイドで、チシンから生合成される麻薬のひとつ。医療分野では、癌性疼痛をはじめとした強い疼痛をやわらげる目的で使用される。モルヒネは身体的、精神的依存性を持つが、WHO方式がん疼痛治療法に従いモルヒネを使用した場合は、依存は起こらない。薬剤の剤形としては錠剤、散剤、液剤、坐剤、注射剤がある。
頸部の脊椎が何らかの理由でずれて、その結果付近を走る脊髄やそこから分かれた神経根に影響して痛みやしびれといった症状を引き起こす病態のこと。
フェンサイクリジン系麻酔薬のひとつで、ケタラール?の名で販売されている医薬品のこと。解離性麻酔薬(大脳皮質などを抑制し、大脳辺縁系に選択的作用を示す)のひとつ。
怪我や病気によって体の一部を切断した後、あるはずもない肉体が痛む症状。例えば足を切断したにも関わらず、つま先に痛みを感じるといった状態を指す。あるはずのない手の先端があるように感じる、すなわち幻肢の派生症状である。
うつ症状を緩和する薬剤である。また近年うつ病、うつ状態、パニック障害、強迫性障害、摂食障害、ある種の不眠、慢性疼痛などにも投与される。
頚椎、胸椎、腰椎のすべての椎体の後面を縦に連結して走る靭帯を後縦靭帯と呼び、この後縦靭帯が骨に変化(靭帯骨化)する病気のこと。原因は不明。
微生物が産生し、ほかの微生物の増殖を抑制する物質の総称のこと。
T型アレルギー反応の関連物質であるヒスタミンの作用を抑制する薬品のこと。特にH1受容体拮抗薬を指す。
マイナートランキライザー(minor tranquilizer)とも言われ、精神疾患に使われる向精神薬の一種である。
局所麻酔薬を硬膜と黄色靭帯とが形成する硬膜外腔に注入することによって、腰痛に代表される神経痛などの恒常的な痛みを解消するもの。
局所麻酔薬を硬膜と黄色靭帯とが形成する硬膜外腔に注入することによって、腰痛に代表される神経痛などの恒常的な痛みを解消するもの。
骨に小さな穴が多発する症状をいう。背中が曲がることに現れる骨の変形、骨性の痛み、さらに骨折の原因となる。骨折は一般に強い外力が加わった場合に起こるが、骨粗鬆症においては、日常生活程度の負荷によって骨折を引き起こすケースがある。
Copyright© 増田医院. All Rights Reserved.